ゲートウェイカレッジは、日本で初めて国際卓越研究大学に認定された東北大学が創設する、これまでの学部教育とは異なるまったく新しい学びの拠点です。
学生が多角的な視点と柔軟な思考力を身につけ、未来を切り拓くための「ゲートウェイ(入り口)」となることを目指します。
同じく2027年設置予定の高等大学院との連携により、学部から大学院・博士課程までの一貫した学びを提供します。
「国際性・開放性・多様性」を重視する本改革は、学生がグローバルな舞台で活躍するための強固な基盤を築きます。
2024年11月、東北大学は日本で初めて「国際卓越研究大学」に認定されました。この認定により、東北大学は、世界トップクラスの研究者の招聘や次代を担う若手研究者の育成などを通して、研究力を高めていくことで、さらに発展していくことが期待されています。
「Times Higher Education(THE:タイムズ・ハイヤー・エデュケーション)」が発表するTHE日本大学ランキング2025で東北大学が1位に選出されました。THE世界大学ランキング日本版2023に続いて5回連続となります。東北大学の「教育力」や「国際性」は高い評価を受けています。
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2025/04/news20250403-the2025.html
入学後に幅広い分野を学び、自分の希望・適性に合う専門を選択できるカリキュラムを構築します。
日本人学生と外国人留学生が共に学び、英語イマージョン教育やPBL学修を実践します。
将来のキャリアパスを見据え、学部から博士まで一貫した学びを提供します。
入学後すぐに専門分野を決定するのではなく、幅広い学問に触れ、専門分野選択やキャリア形成に関する意思決定期間を十分に確保します。この仕組みを「レイトスぺシャリゼーション」と呼び、多角的な視点と柔軟な思考力を養い、真に自分に合った専門分野を見つけることができます。また、入学時から自分が希望する分野も選択可能となるようなカリキュラムを提供し、様々な学びへの期待に添い、知的好奇心を刺激します。
※詳細については、後日お知らせします。
専門分野に分かれず、幅広い分野を学ぶ
自分に合った進路を発見
ゲートウェイカレッジの大きな特色の一つは、日本人学生と外国人留学生が日常的に共に学ぶ「国際共修環境」です。多様な文化背景を持つ学生たちが、共に議論し、プロジェクトに取り組むことで、真の国際感覚と異文化理解を深めます。
特に最初の半年間は、集中的な英語イマージョン教育を実施し、英語での思考力・表現力を飛躍的に向上させます。これにより、専門分野の学習も英語でスムーズに進められるようになります。
PBL(Project Based Learning)学修などを通じて、外国人留学生と共に現実世界の課題解決に取り組みます。多様な視点や価値観に触れることで、複雑な問題に対する多角的なアプローチを学び、協働力を養います。将来的な学部外国人留学生比率20%を目標とし、真にグローバルなキャンパスを形成します。
ゲートウェイカレッジのカリキュラムは、幅広い教養と、その後の専門分野へのスムーズな導入を両立させるよう設計されています。特に英語での学修が重視され、国際的な学術コミュニケーション能力を徹底的に鍛えます。
*詳細については、後日お知らせします。
東北大学は、世界トップクラスの研究者が集う研究拠点です。ゲートウェイカレッジの学生は、早期から最先端の研究に触れる機会を得られます。
このような恵まれた環境で、学生は自らの知的好奇心を存分に追求し、次世代の研究者やイノベーターとしての素養を育むことができます。
ゲートウェイカレッジは、2027年設置予定の高等大学院と密接に連携し、学士課程から大学院・博士課程までの一貫した学びのフローを提供します。これにより、学生は将来のキャリアパスを明確に見据えながら、高度な専門性と研究能力を体系的に身につけることができます。
高等大学院は、アカデミア、産業界、国際機関など多様なセクターで活躍できる高度専門人材の育成を目指します。博士課程への進学にあたっては、経済的支援・キャリア支援などにより学生が安心して研究に打ち込める環境を提供します。
専門分野に分かれず、幅広い分野を学ぶ
修士・博士課程
アカデミア・産業界・国際機関等
入試に関する情報は、決定し次第、本ウェブサイトまたは東北大学アドミッション機構のウェブサイトで随時公開いたします。
東北大学教育・学生支援部教務課
tu-gwc_AT_grp.tohoku.ac.jp
*「 _AT_ 」は@に変えてください